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32歳FWが代表デビュー→即ゴール 苦労人がスペイン代表にもたらす“プランB”を英評価「決して悪いことではない」
スペイン代表は3-0で新体制白星スタート
スペイン代表は現地時間3月26日、欧州選手権(EURO)2024予選第1節でノルウェー代表と対戦し、3-0で勝利した。この試合でFWホセルが2ゴールを決めたなか、英紙「デイリー・メール」では「スペインはカタール・ワールドカップ(W杯)でプランBを持たなかったが、ルイス・デ・ラ・フエンテ新監督のもとですべてが変わった」と、代表デビューとなったホセルの活躍に注目をした。
現在32歳のホセルは、セルタ下部組織出身で2008年にトップチームデビュー。09年にはレアル・マドリードに移籍するも、カスティージャ(Bチーム)で過ごす時間が多く、トップチームではわずか1試合の出場にとどまった。その後、ドイツのホッフェンハイムやハノーファーでプレーすると、ストーク・シティやニューカッスルに移籍。イングランドでのプレー経験も持つ。
今季、アラベスからエスパニョールに活躍の場を移したホセル。リーグ戦23試合で12ゴール2アシストを記録しており、その活躍が認められデ・ラ・フエンテ新監督の初陣を飾る代表メンバーに選出された。
ホセルは1-0で迎えた後半36分にFWアルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)との交代でピッチに立つと、同38分にMFファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン)が左サイドから上げたクロスにヘディングで合わせてデビュー戦で即ゴールを決めてみせた。
すると初ゴールだけではなく、同40分にはFWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)のシュートのこぼれ球にホセルが反応し、2ゴール目をマーク。試合はそのまま3-0で終了し、ホセルは32歳にして鮮烈な代表デビューを飾った。
そんななか、英紙「デイリー・メール」では、「大きなセンターフォワードを持つことは、プランBとして決して悪いことではない」と、191mを誇るホセルのオプション起用に太鼓判を押した。
また同記事内では「スペインはカタール・ワールドカップ(W杯)でプランBを持たなかったが、ルイス・デ・ラ・フエンテ新監督のもとですべてが変わった」と、新指揮官の手腕も評価した。
32歳ながら代表デビュー戦で2ゴールを決めたホセル。新星スペイン代表のオプションという立ち位置からメンバー定着を狙っているはずだ。