「人種差別セレモニーで議論が勃発」 “6年前の因縁”に韓国メディア再脚光、ウルグアイ代表MFとの再戦が話題に

ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ【写真:ロイター】
ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ【写真:ロイター】

28日に韓国と親善試合、2017年のU-20W杯でウルグアイ代表MFバルベルデが行ったジェスチャーに再脚光

 ユルゲン・クリンスマン新監督率いる韓国代表(FIFAランキング25位)は、3月28日にウルグアイ代表(同16位)と対戦する。韓国メディアは過去に“差別的ジェスチャー”を行い、国内で批判が起こったウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)の再上陸に注目しているようだ。

 24日に行われた日本代表戦(1-1)でも得点を決め、才能の差を見せ付けたバルベルデ。28日に対戦する韓国とは、6年前に“いざこざ”があったという。

 韓国メディア「スポーツ京郷」が挙げたのは、2017年に韓国で開催されたU-20ワールドカップ(W杯)でバルベルデが行ったジェスチャーだ。「人種差別セレモニーで議論が勃発。バルベルデは『韓国ファンに謝罪する』とし『友達のためのセレモニーだっただけで、人種差別の意図はなかった』と釈明していた」と当時を振り返る。

 また、昨年のカタールW杯でもウルグアイはグループステージ初戦で韓国と対戦。0-0に終わった試合で、韓国代表MFイ・ガンインへ強烈なタックルを見舞い“ガッツポーズ”する場面が日本国内でも大きな反響を呼んでいた。

 同メディアもこのシーンについて「ゴールポストを打つシュートなど計3回韓国ゴールポストを脅かし、イ・ガンインに強いタックルをした。 試合は0-0で終わったが、彼はゲームMVPになった」と触れている。

 そうした背景を受け、記事では「バルベルデはレアル·マドリードの看板MFだ。現在の年俸は1億ユーロ(約140億円)で世界サッカー選手市場価格ランキングの6位タイ、ソン・フンミンは6000万ユーロ(約84億円)で57位タイだ」と選手の価値の高さを示しつつ「イ・ガンインに荒いタックル 世界6位のバルベルデ、韓国ファンの前でどうだろうか」と大きく取り上げた。

 28日の試合で再び対峙する2人のマッチアップにも、現地で注目が集まっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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