U-19日本代表がアジア初Vに王手! ベトナムに3発快勝で5大会ぶりの決勝に進出
序盤にセットプレーから効率良くゴールを奪い、試合を優位に進める
日本の若武者たちが、初のアジア王者に王手をかけた。バーレーンで開催中のAFC U-19選手権は現地時間27日に準決勝が行われ、U-19日本代表はU-19ベトナム代表を3-0で撃破。2006年大会以来5大会ぶりの決勝へとコマを進めた。
すでに準々決勝の勝利で、来年のU-20ワールドカップ(W杯)出場権を獲得したこともあり、日本は10人のスタメンを入れ替えてこのゲームに臨んだ。しかし、ここでチャンスを得た選手たちが立ち上がりから躍動。前半6分、右サイドの浅い位置からのFKを敵陣に蹴り込むと、DF板倉滉(川崎)がヘディングで落としたところにFW岸本武流(C大阪)が反応して蹴り込み、先制点を挙げた。
さらに同11分、ゴール前やや左サイドでFKを得ると、キッカーのDF初瀬亮が左足で狙った。これは相手GKのセーブにあったが、こぼれ球にMF長沼洋一が反応。相手DFとの競り合いになったボールをさらにFW中村駿太(柏U-18)が押し込んで2-0とした。
その後も日本は攻勢を緩めないが、長沼のシュートが惜しくも外れるなど追加点が奪えなかった。そうしたなかで同33分には、FW岸本の突破からPKのチャンスを得たが、初瀬のキックは相手GKにコースを読み切られてセーブされた。追加点とはならず、2-0のままハーフタイムを迎えた。
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