浦和、ルヴァン杯でJ2清水と1-1ドロー決着 リンセン加入後初ゴールで先制も後半失点
ホームで清水と対戦、前半に先制も突き放せずルヴァン杯開幕2試合連続引き分け
ルヴァンカップは3月26日に各地でグループステージ第2節の試合を行い、浦和レッズは清水エスパルスと1-1の引き分けに終わった。
今季のルヴァン杯はJ1の18クラブに加えて、昨季J2降格の清水とジュビロ磐田を加えた20チームで開催。浦和はマチェイ・スコルジャ監督が予告していたとおりにGK牲川歩見が昨季の浦和加入以来、公式戦の初スタメン。FWブライアン・リンセンが最前線に入った。序盤から浦和がビルドアップ、プレスの精度ともに清水を上回ったことで、浦和ボールの長い試合展開になった。
浦和はなかなかラストパスのところで精度が上がらずに手を焼いたが前半38分、スタメン起用のDF荻原拓也が左足でアーリークロスを入れると、ゴール前に飛び込んだリンセンが相手DFをなぎ倒すようにボールに触ってゴール。昨夏に加入したオランダ1部で通算3桁ゴールのストライカーは、加入直後の負傷離脱や今季開幕後の不調もあったが浦和での初ゴールになった。
後半も浦和ペースで進んだ試合だったが、選手交代を境に浦和はボールロストが増えた。清水が圧力をかけていた時間帯の後半26分、中盤で奪った流れでそのまま速く攻めるとFWベンジャミン・コロリがペナルティーエリア外から豪快なミドルを決めて1-1の同点に追いついた。
浦和のスコルジャ監督はラスト15分でFW興梠慎三を投入してリンセンとの最前線を構成。しかし両者とも決勝ゴールを奪うことはできずに1-1の引き分け。浦和は開幕2試合連続引き分け、清水は1勝1分となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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