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ハーランド慰留へマンCが週給8000万円を準備か 「他クラブへ『手を触れるな』というメッセージ」
現行契約は2027年までも1年の延長も視野
イングランド1部マンチェスター・シティは、今シーズンからクラブに加入して驚異的なペースでゴールを量産しているノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドと新契約を結び、他クラブへの移籍を阻止しようと考えているようだ。英紙「デイリー・メール」が報じている。
ドイツ1部ボルシア・ドルトムントからシティに加入したハーランドは、今シーズン公式戦37試合に出場して42得点を記録。プレミアリーグだけを見ても、26試合で28得点と、1試合1得点以上のペースでゴールを量産している。
その活躍もあり、今シーズン3冠の可能性を残しているシティだが、ハーランドの得点力にスペイン1部レアル・マドリードが関心を示し、2024年夏の獲得を視野に入れているという。ハーランドの契約には、2024年夏になると2億ユーロ(約282億円)でクラブとの契約を解除できるとういう条項があるとされ、この金額を支払えば移籍が可能になると伝えられていた。
こうした動きを牽制するためにも、シティはハーランドと新たな契約を結び、彼を長期にわたってクラブにとどめておく意向があるという。ハーランドとシティの現行の契約は2027年までとなっているが、これを1年延長して他クラブへの移籍を阻止する狙いをもっているという。
すでにハーランドは週給37万5000ポンド(約6000万円)でシティと契約をしており、シティのチームメイトであるベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ、そしてマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアと並び、プレミアリーグで最高額を受け取っている。
しかし、記事によると「シティはハーランドに対して週給50万ポンド(約8000万円)という契約を結んで、他クラブに対して明確に『手を触れるな』というメッセージを送ろうとしている」と、新たなオファーでハーランドをプレミア史上最高額を受け取る選手にする可能性があるようだ。
さらにハーランドの引き留めのために、シティは古巣ドルトムントからかつてのチームメイトでもあるイングランド代表MFジュード・ベリンガム獲得にも動いているという。ハーランドが次に結ぶ契約が、どれくらいの年俸のものとなり、契約解除金がいくらに設定されるかも、多くの関心を集めそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)