三笘薫の“マンU移籍”に元英代表MFが警告「彼に必要なのは…」 キャリア左右の決断ポイントは?
欧州ビッグクラブへの移籍が浮上する三笘、リバプールOBジョン・バーンズ氏が助言
イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は今季出色のパフォーマンスを披露し、欧州ビッグクラブへのステップアップ移籍が浮上している。リバプールOBの元イングランド代表MFジョン・バーンズ氏は、新天地候補に挙がるマンチェスター・ユナイテッドへの移籍について「ブライトンより高いレベルというわけではない」「三笘に必要なのは、自分に合ったサッカーをするチームを見つけることだ」と警告した。
三笘は今季公式戦27試合に出場し、9ゴール6アシストの結果を残し、持ち味のドリブルを駆使した突破力は現地でも高い評価を得ている。マンチェスター・シティやアーセナルなども三笘獲得に関心を持っていると報じられるなか、海外メディア「Sportskeeda」は「リバプールのレジェンド、ジョン・バーンズが、ブライトンのスター選手・三笘薫に、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍について警告した」と伝えた。
記事では三笘について「ブライトンで飛躍的なシーズンを送っている」と称賛し、ユナイテッドも三笘に興味を示していると紹介。そんななか、バーンズ氏は三笘のユナイテッド移籍はステップアップにならないと考えているようだ。
「彼(ミトマ)は国内トップ6に入るチームでプレーしている。マンチェスター・ユナイテッドが、ブライトンより高いレベルというわけではないんだ」と指摘。三笘のキャリアを左右する移籍となるため、慎重にクラブ選びを行うべきとバーンズ氏は助言する。
「彼に必要なのは、自分に合ったサッカーをするチームを見つけることだ。自分に合わないチームに行ったからといって、彼が悪い選手というわけではなく、サッカーが合わないということだ。それは、レベルの高い低いの問題ではない」
三笘のキャリアを考慮し、クラブ選びの最重要ポイントを強調するバーンズ氏。「彼は、自分がどういう選手なのか、行きたいチームが自分の可能性を最大限に引き出すようなサッカーをしているのかを見極めなければならない。そうでなければ、クラブに関係なく行くべきではない」と語っている。
バーンズ氏は三笘のユナイテッド移籍について否定的な考えを持っているようで、「三笘は動きが良く、ゴールを決め、よく働き、創造力に富んでいる。そういう選手はたくさんいる。もう一度言うが、やはり自分に合ったクラブを選ぶことが一番重要だ」と、改めて強調していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)