マンC戦のマッチデープログラムにメッセージを綴り、試合後には謝罪ポーズも

　マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、プレミアリーグ第9節チェルシー戦での0-4大敗を謝罪した。指揮官は26日のリーグカップ4回戦マンチェスター・シティ戦のマッチデープログラムに、サポーターへの謝罪文を綴った。

「このスカッドのリーダーとして、世界中のマンチェスター・ユナイテッドのファンへ謝ることから始めたい。日曜日（23日）のチェルシー戦の4-0という敗戦はユナイテッドの結果じゃなかった」

　かつての本拠地スタンフォード・ブリッジに凱旋したモウリーニョ監督だったが、開始1分に先制点を奪われるなど、惨憺たる結果で大敗を喫した。「あの結果で私たちは、全てのサポーターに対して非常に申し訳ないという気持ちを抱いた。我々はその全てに謝罪する」と胸のうちを明かした。

「私は監督として、ユナイテッドを3-0で倒したことがある。3-1での勝利も2回ある。だが、我々は日曜日のような結果が到底受け入れられないものであることも知っている」

　シティ戦後にはスタンドのサポーターに向けて、左手で「4」、右手で「0」の形を作ると、その後に手を合わせて謝るポーズをとった。マッチデープログラムでのメッセージと合わせて、謝罪の意思を示した。モウリーニョ監督にとっても、心に深く刻まれるショッキングな敗戦となったようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images