三笘薫のドリブルに「ウルグアイが震えた」 日本が沸いた突破シーンに世界驚き「最も脅威」
ウルグアイ戦で先発、ゴールに関与ならずもドリブル突破で存在感
森保一監督率いる日本代表は3月24日、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)後初となる国際親善試合でウルグアイ代表と対戦し、1-1の引き分けに終わった。プレミアリーグでの活躍ぶりで注目を浴びるMF三笘薫(ブライトン)は得点に絡めなかったものの、鋭い突破で会場を沸かせる場面も。英国を席巻する活躍ぶりもあり、海外メディアでもそのパフォーマンスが注目された。
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三笘は今季、レンタル先のベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズからブライトンへ復帰すると、堂々たるパフォーマンスで攻撃を牽引。特にカタール・ワールドカップ(W杯)後の活躍ぶりは目覚ましく、ここまでプレミアリーグのシーズン日本人最多タイ得点記録となる6得点を叩き出している。
公式戦では9得点5アシスト(27試合出場)と、英国でのキャリア1年目にしてブレイクを遂げた三笘。その勢いを持って日本代表の一員として迎えた国際親善試合のウルグアイ戦では、4-2-3-1の左サイドハーフとして先発出場を果たした。すると開始早々の3分、早速見せ場を作る。
自陣左サイドでボールを受けた三笘はそこからドリブルを開始。スピードに乗った突破で加速すると、マークに来たウルグアイMFマヌエル・ウガルテを抜き去ってゴール前へ。最後は相手DFサンティアゴ・ブエノのタックルで潰され決定機にはつながらなかったものの、チャンスの匂いを漂わせたその突破に会場のボルテージは一気に上がった。
ウルグアイに先制点を許して迎えた後半9分にも、自慢のドリブル突破からチャンスメイク。自陣深くで相手のプレスをかわすと前方のオープンスペースに向かって前進し、敵陣中央へ。相手のタックルに遭う寸前で最前線のFW浅野拓磨(ボーフム)へスルーパスを通すも、惜しくもゴールにはつながらなかった。
後半44分にピッチを退いた三笘は得点に関与できなかったものの、自慢のドリブル突破で存在感を発揮。そのパフォーマンスは海外メディアでも注目され、スペイン紙「AS」はこの試合の速報のなかで「日本人の中で最も危険な要素となった。左サイドからこのウイングは危険なドリブルをし、ウルグアイのチームはスタートするたびに震えていた」と、脅威を示したことを記している。
また、韓国紙「韓国日報」では「ミトマは自分の強みを十分に発揮した。自陣から相手ボックス前まで速く長いドリブルで攻撃を奪ったのが最も脅威だった。ミトマは自分の長所であるドリブルでウルグアイの守備陣をうしろに退却させ揺さぶった。ミトマのドリブルがあまりにも良いため、ウルグアイの守備が途方に暮れていた」と報道。欧州のビッグクラブから関心が伝えられているとあってか、代表戦でのプレーにも熱視線が注がれていた。