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ドルト香川はジョーカーになれず… 独2部相手に大苦戦も地元紙は“2人のライバル”に及第点
ポカールでウニオン・ベルリンに辛勝 ゲッツェ、カストロは比較的高い評価
ドルトムントは26日、DFBポカール2回戦で2部のウニオン・ベルリンと本拠地で対戦。1-1で突入したPK戦を3-0で制し辛勝した。日本代表MF香川真司はベンチ入りしたが、最後まで出番はなかった。独メディアでは2本のPKをストップしたGKロマン・ヴァイデンフェラーがチーム最高評価を与えられたほか、香川とポジションを争う中盤センターのライバルにも、格下相手に苦戦した試合としては比較的高い評価が与えられている。
ドルトムントは前半44分、この日がトップデビューとなった18歳MFヤコブ・ブルーン・ラーセンが右サイドからシュートを放つと、これが相手DFのオウンゴールを誘って先制した。しかし、後半36分にウニオン・ベルリンの途中出場MFスクルツィブスキが、エリア外から強烈なミドルシュートを叩き込んで同点とした。
その後、延長戦を含めた120分間でも決着はつかずにPK戦に突入すると、ドルトムントが3人連続で成功させたのに対し、ベルリンは3人連続で失敗。PKスコア3-0でドルトムントが勝利を収め、3回戦へ駒を進めた。
ドイツ地元紙「WAZ」による採点(1が最高、6が最低)でチームトップの評価を受けたのは、ベテランGKヴァイデンフェラーで2点。120分間の戦いのなかではキックミスや不用意な飛び出しでピンチを招くシーンが目立ったが、PK戦では2本のセーブを披露して勝利の立役者となった。それに続くのはプロデビュー戦で得点につながるシュートを放ったラーセン、香川とポジションを争うMFマリオ・ゲッツェとMFゴンサロ・カストロの3人で、採点は2.5点だった。
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