森保ジャパン、長期政権のメリット&デメリットは? 内田篤人氏が持論「共通理解がある」「監督と合わない選手は…」
森保監督の長期政権についても言及
日本代表は森保監督が、カタール・ワールドカップ(W杯)後も代表監督を継続することになったが、どんなデメリットとメリットがあるか。内田氏は「マンネリがあるでしょうね。あとは対策もされやすい。同じ戦術でやるなら、こういう選手を選んでいるなら、こういうサッカーをするんだなとほかの国からはわかりやすい。監督と合わない選手は、何年もの間、呼ばれなくなる。監督が違えば、呼ばれるだろうなという選手もたくさんいるでしょうから」と3つのデメリットを挙げた。
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逆にメリットとしては「代表選手は月に何日かしか合わせられない。そのなかで、新しいことをやりたいとなった時に時間がかかる作業がなくなる。監督が考えていることは、代表に呼ばれていなくても、戦い方をJリーガーでプレーしている選手たちは、こういう選手が呼ばれるんだなという共通理解がある。そういうところは良いところだと思う」と語った。
日本代表は監督が継続したもののコーチは新しくなり、名波浩氏と前田遼一氏が就任した。「そういうのがあると、ある程度、空気循環じゃないけどチームとして新しいことが出てくると思う。ウズベキスタンでU-20のスタッフとも話したけど、長くなるとマンネリ化する。監督は代えられないけど、コーチを代えていくというのはあり。練習や考え方も新しいものに変わっていくから、『コーチを代えていくのはプラスだね』と話していました」と、新コーチ2人がチームに刺激を与えることに期待した。
いよいよ初戦を迎える森保ジャパンだが、どのような戦いぶりを見せてくれるだろうか。
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