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イングランドの名FWがマンUで不遇のルーニーに提言 「18年W杯でプレーするなら移籍すべき」
9節終了時点で先発5試合と、“赤い悪魔”で不動の地位を失う
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーは今季、キャリアで最も苦しい時期を過ごしている。昨季までの不動の地位を失った現状に、元イングランド代表FWで主将を務めたアラン・シアラー氏が「ワールドカップを考えるならユナイテッドを去るべき」と、英紙「ザ・サン」で提言している。
長年にわたって“赤い悪魔”のエースとして君臨したルーニー。しかし今季はFWズラタン・イブラヒモビッチの加入、そしてFWマーカス・ラッシュフォードの台頭もあってチーム内競争に巻きこまれた。リーグ戦第9節終了時点で8試合に出場したものの、先発出場は5試合、ゴールはわずか1得点にとどまっている。直近に行われたチェルシー戦では筋肉の負傷によりベンチにも入らないなど、ジョゼ・モウリーニョ監督との関係についても懸念されつつある。
この状況で同紙に語ったのは、90年代にイングランドの得点源として存在感を放ったシアラー氏だった。ユナイテッドで12シーズン目を迎えるルーニーに対して、母国代表のために出場機会を確保すべきと、以下のように移籍の勧めを説いている。
「クラブの主将であるから、数々の成功を楽しんだ場所に別れを告げるのはタフなことだと思う。ボビー・チャールトンのゴール記録を塗り替えるまで去りたくない気持ちも知っている。しかし、もし彼が2018年ワールドカップでプレーしたいのならば、クラブを変えるべきなのだ」
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