森保監督、遠藤航を「ゲームキャプテン」に指名した理由告白「背中で見せられるプレーもしている」
3月24日にウルグアイ代表と対戦、ゲームキャプテン指名の遠藤について言及
日本代表は3月24日にウルグアイ代表(国立競技場)と対戦するなか、23日の前日会見に出席した森保一監督はゲームキャプテンにMF遠藤航(シュツットガルト)を指名した理由について明かしている。
24日にウルグアイ代表、28日にコロンビア代表(ヨドコウ桜スタジアム)と対戦するなか、第2次森保ジャパン初陣のゲームキャプテンは「遠藤航で行きたいと思います」と語った指揮官が、その理由にも言及した。
「航はチームキャプテンになるだけの経験もありますし、キャラクター的にもできると思います。実際に背中で見せられるプレーもしているので、キャプテンにふさわしい選手だと思います」
あくまで「ゲームキャプテン」という表現にとどめた森保監督は、「キャプテン」については「まだ決めていません」と断言。そのうえで「キャプテンという決め方をしてもいいが、それぞれの競争のなかで、自分がオン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチでもチームのために責任を持ち、言動することを各選手に決めてもらってもいいのかなと思っています。そのタイミングが次になるのか、次のコロンビア戦になるのか、私自身もまだ決めていませんが、航だけまず言いますと、キャプテンになる資質はあるが、全体にまだ少し見ていきたいと思っています」と続けた。
昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)をベスト16で終えた森保ジャパン。「チーム作りのなかで、いろんな選手を見ながら決めていくということと、今回の招集もこれからこの選手たちの招集が完全にベースだということではない。まだまだ力のある選手はいます。今回の活動を踏まえながら次につなげる。将来的には選手層の幅を広げながら、最強・最高のチームを作り上げていくということで今、活動をしている」と指揮官は語り、“最強・最高のチーム”を目指した新たな船出の時を迎える。