名門マンU入りの可能性浮上、来季予想布陣を英メディア公開

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、今季プレミアリーグで印象的な活躍を披露。名門マンチェスター・ユナイテッドが獲得を検討していることが判明したなか、英メディアはユナイテッドの今夏ターゲット候補を組み入れた予想布陣を公開している。

　三笘は今季、レンタル先のベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズからブライトンへ復帰すると、堂々たるパフォーマンスで攻撃を牽引。特にカタール・ワールドカップ（W杯）後の活躍ぶりは目覚ましく、ここまでプレミアリーグのシーズン日本人最多タイ得点記録となる6得点を叩き出している。

　公式戦では9得点5アシスト（27試合出場）と、英国でのキャリア1年目にしてブレイクを遂げた三笘。欧州各国のビッグクラブが獲得へ関心を寄せているなか、プレミアリーグの名門ユナイテッドが三笘の獲得を見据えてスカウトを派遣していると現地メディアが報じ、今夏の去就動向に新たな展開が生まれている。

　そんななか、英紙「ザ・サン」は今夏の移籍マーケットにおけるターゲット候補を組み入れた予想布陣を公開。三笘に加え、イタリア1部ナポリでゴールを量産するナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン、欧州複数のビッグクラブが獲得を目指すイングランド代表MFジュード・ベリンガムの3人が新戦力で加わったシステムだ。

「ザ・サン」紙の予想布陣によると、三笘は4-2-3-1システムの右サイドハーフでの起用に。イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスら豪華メンバーと中盤を形成し「日本のエースは今シーズンのプレミアリーグで驚異的な存在感を示している。ミトマはアントニーとジェイドン・サンチョを差し置きウイングですぐにでも使えるだろう」との見解が綴られた。

　人気銘柄となった三笘には現在、プレミアリーグの強豪アーセナル、マンチェスター・シティのほか、スペイン1部レアル・マドリード、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンからも関心が伝えられ、ブライトン側はクラブ歴代最高額の年俸で引き留める構えとも言われている。名門ユナイテッド入りは、果たして実現するだろうか。