FA杯準々決勝のグリムズビー・タウン戦で2ゴールの大活躍

　イングランド1部ブライトンの18歳アイルランド代表FWエヴァン・ファーガソンが注目を集めている。元アイルランド代表MFが若武者を「レバンドフスキのようなストライカー」と絶賛した。英地元メディア「Sussex Live」が報じている。

　ファーガソンは昨年クラブユースから昇格。今シーズンはプレミアリーグ10試合に出場し3ゴール2アシストをマークしている。さらに現地時間3月19日に行われたFAカップ準々決勝の英4部グリムズビー・タウン戦（5-0）で2得点の大活躍。格下相手とはいえ、才能を遺憾なく発揮している。

　そんなファーガソンはアイルランド代表にも選ばれており、今後も成長が期待される1人だ。「Sussex Live」内で、マンチェスター・シティなどでプレーしたスティーブン・アイルランド氏がそんな18歳FWについて語っている。

　アイルランド氏は「エヴァン（ファーガソン）は飛び抜けていて、彼自身の功績を示している。彼は本当にチャンスを掴んでいるし、成功している。どの試合でも良いプレーをするために、迅速な回復力、成熟度、精神的なタフネスを見せ付けている」とここまで活躍してきた10代の若者を称えている。

　そのうえで、「彼のスタイルという点では、ロビン・ファン・ペルシーのスタイルというよりは、（ロベルト・）レバンドフスキのようなストライカーだと思うんだ。彼はフィジカルが強く、競争心があり、自分の身体を投げ出すことができる」と類似するストライカーの名前を挙げつつ、「それでもやはりまだまだ学ぶべきことが多くあり、苦労するはず。現状で彼は正しい方向に向かっているし、上手くいくことを私も願っている」と今後、その才がより洗礼されていくことを期待していた。