“ネクスト・メッシ”輩出への新たな挑戦 バルサが伝統の育成組織を4億円で強化へ
地元紙がバルサ下部組織“ラ・マシア”の新たな計画を報じる
バルセロナが誇る下部組織「ラ・マシア」が、さらなる投資を行って施設の充実を目指そうとしている。330万ユーロ(約3億8000万円)の予算をかけた新たなプロジェクトを提示すると、スペイン紙「マルカ」が報じている。
ラ・マシアはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタやMFセルヒオ・ブスケッツにDFジェラール・ピケらを輩出し、現在のトップチームの骨格をなしている。またU-16日本代表FW久保建英(FC東京U-18)も在籍した経験を持つ。最も年齢の低い世代では、日本での小学校低学年クラスが存在。幼少の頃からバルサのサッカースタイルを叩きこもうとしている。
そのなかでクラブは、サッカープレーヤーとしてだけでなく、高い人間性を身に着けることも新たな計画のもとで目指している。5人の教師にプラスして16人の家庭教師、そして2人の心理学者を常駐させて、学力の向上にも励む。またトレーニングできない期間や負傷からのリハビリ時期ならいつでも、バルサの練習場である「シウダード・デポルティーバ」での特別なサポートを受けられる。1週間以上の長期遠征になった場合は、教育する専門スタッフも同行するという。
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