マンマーク戦術でミラン完全封殺の敵将が上機嫌 「本田らにボールを持たせないように注意した」

苦戦した本田はバックパスに終始

 3トップの個人能力を中心に敵陣に侵攻するミランの攻撃に対して、綿密に対策を練っていたユーリッチ監督は守備ブロックを固め、ミランの攻撃を上手く封じ込んだ。

 先発した本田は、そのマンマーク戦術に苦戦し、前を向いたプレーがほとんどできないままバックパスに終始。シュート0本の不発とまったくアピールできず、低調なパフォーマンスに終わり、地元メディアとサポーターから批判を浴びる結果となった。

 この試合まで、今季出場時間わずか19分だった本田を先発させ、中盤のポーリをサイドバックで起用したモンテッラ監督は「私の責任」と黒星の苦味を飲み込んだが、明暗くっきりの記者会見となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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