マンマーク戦術でミラン完全封殺の敵将が上機嫌 「本田らにボールを持たせないように注意した」
ジェノアはフィジカル面の負担の激しい戦術を採用 ミランの3トップを封じ込める
ジェノアは25日の本拠地ACミラン戦で3-0と勝利したが、イヴァン・ユーリッチ監督は今季初先発となった日本代表FW本田圭佑ら3トップを沈黙させたことを勝因に挙げている。
2日前に王者ユベントス相手に1−0と勝利を飾った好調ミランを封じるため、マンマークというフィジカル面の負担の激しい戦術をユーリッチ監督は選択。そして、前半11分、ミランDF陣が仕掛けたオフサイドトラップに本田がただ一人取り残される失態に付け入り、FWニンコビッチがヘディングで先制点を決めた。さらに後半11分、ミランDFパレッタが人間魚雷のような両足タックルで一発レッドカードを受け、この時点で大勢は決していた。
「ボールポゼションを有効にする試合をしたかった。ニアン、バッカ、本田らにボールを持たせないように注意した。そして相手に一人退場が出て、スペースが開いた。守備はよかった」
ユーロッチ監督は上機嫌そうにこう語った。本田らミラン3トップを完全マークし、封殺した戦術の勝利と胸を張っている。
「確かに我々は謙遜心を持った試合をしなければならなかった。敵がミランなら、慎みのあるサッカーをすることは恥ではない。そうしなければ愚かだ」
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