ネイマールへの“ペットボトル直撃騒動” ファン謝罪も「彼が侮辱、挑発したように見えた」

バレンシア対バルセロナ戦の決勝PK直後、ネイマールがピッチに倒れ込む事件が起きる

 リーガ・エスパニョーラ第9節バレンシア対バルセロナ戦の試合終盤、決勝点を喜ぶバルセロナイレブンに対してペットボトルが投げ込まれ、FWネイマールに直撃する事件が起きた。このボトルを投げたファンが自身の行動を後悔して「ネイマールが侮辱、挑発したように見えた」との謝罪文を書き、それをバレンシアの地元ラジオ局「99.99」が報じた。

 この一件は2-2の同点で迎えた後半アディショナルタイムに起きた。FWリオネル・メッシのスルーパスを受けたFWルイス・スアレスが相手DFに倒されてPKを獲得。バレンシアは名PKストッパーと知られるGKチアゴ・アウヴェスにすべてを託すことになったが、キッカーのメッシが冷静にゴール左隅を打ち抜いて勝ち越し点をゲットした。

 MFアンドレス・イニエスタが試合の序盤に負傷交代し、一度は逆転を許す苦しい展開だったこともあり、バルサイレブンは敵地で歓喜を爆発させた。これに対してホームのバレンシアファンは怒りを露わにし、ファンがペットボトルを投げ込むとネイマールに直撃。ブラジル人アタッカーがピッチに倒れ込み、温厚なメッシが激高する一幕もあった。

 この事態を受けて、当該サポーターが謝罪文を作成したという。「僕はボトルを投げつけ、バルサの選手に当ててしまったサポーターです。僕はペットボトルを手放した瞬間、とんでもないミスをしたと気づきました。完全に後悔しています。これは偉大なバレンシアファンの人々の層を決めつけるものではないです」と記した。しかし、ネイマールの行動自体には少々疑問を感じていたようだ。

 

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