「アーセナルにとって大打撃」 今季絶望で冨安の万能性を英紙再評価「重要なオプションを提供」
3月21日に今季残り試合の欠場が決定
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は右膝の手術を受け、今季残り試合を欠場することが決まった。現地メディアは複数ポジションを高いレベルでこなしてきた冨安の離脱を「大打撃」と報じた。
冨安は現地時間3月16日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16第2戦のスポルティング戦の前半に負傷して途中交代。試合後にはミケル・アルテタ監督が重症であることを示唆していた。
3月の日本代表活動の辞退も余儀なくされていたなかで、クラブは3月21日に冨安が手術を受け、今季残り試合を欠場すると発表。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は「アーセナルにとって大打撃」とレポートし、「右サイドバック(SB)のファーストチョイスはベン・ホワイトだが、冨安はそのカバーとして重要なオプションを提供していた」とその重要性を強調した。
冨安はアーセナル移籍後の定位置となっている右SBだけでなく、負傷者続出の際には左SBとしても起用され、クオリティーの高いプレーを披露していた。19シーズンぶりのリーグ制覇に向けて残り10試合となったなか、冨安の離脱はタイトル争いにも影響を及ぼすことなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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