「愚か者」 アルゼンチン1部の監督がまさかの暴力…選手キック→退場ハプニングに騒然
前半29分、タッチライン際のボールをキープしようとした選手に監督がキック
アルゼンチン1部リーグで先日、試合中に監督が相手チームの選手を蹴って退場するという前代未聞の事態が発生し話題を呼んでいる。英紙「ザ・サン」が報じた。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
記事によると、“事件”が起きたのは現地時間3月19日に行われたアルゼンチン1部リーグ「アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオン」第8節のヒムナシア対エストゥディアンテスでのこと。問題の場面は前半29分、エストゥディアンテスが1-0とリードし、なおも相手陣内に攻め込んだ時だった。右サイドのDFレオナルド・ゴドイがタッチラインから出そうなボールをキープしようとしたものの、惜しくもそのまま外へ流れてしまう。
すると、ヒムナシアのセバスティアン・ロメロ監督がテクニカルエリアを飛び出し、倒れ込んだゴドイにキック。ただこの問題の場面は、ロメロ監督がタッチを割るボールを蹴り返そうとしたようにも見えたため、審判団らの間で議論が行われることに。最終的に審判はこの振る舞いを暴力行為と見なし、ロメロ監督の退場を決定した。
このシーンはその後話題を呼び、「ザ・サン」紙はSNS上で「倒れた選手を蹴るなんて、ただの暴力」「愚か者」といった反応が寄せられたと伝えている。
前半中盤で監督が退場するという不測の事態に見舞われたものの、ヒムナシアはそこから奮起。後半の2ゴールで逆転し、この試合を制している。
page1 page2