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長谷部誠、怪我でよぎった“引退”の2文字…それでも現役続行を決めた理由「“二重の悔しさ”があったことに喜びを感じた」
少なくとも2024年まで現役選手としてプレーを継続することを発表
ドイツ1部フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が日本で記者会見を急遽開き、少なくとも2024年まで現役選手としてプレーを継続することを発表した。もう1年選手としてプレーする決断のきっかけにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のイタリア1部ナポリとの戦いを挙げた。
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昨年10月には膝の内側側副靭帯を損傷し、負傷離脱した時期もあった長谷部。「怪我した時にはやめようかなとも考えた」と明かすレジェンドは、なぜ現役続行を決めたのか。
39歳の長谷部は昨年2月にクラブとの契約を2027年まで延長。当初、現役は今シーズン限りでその後は指導者に転身するとも報じられていたが、後日引退は決定事項ではないことを本人が明かしていた。
そうしたなか、3月21日に日本に帰国し会見を実施。選手として少なくとも2024年までプレーを続行すると公表している。なおクラブとの契約は、選手としての契約更新を加味し、2028年まで延長した。
そんな長谷部がプレー続行する決断に至ったのは、CLナポリ戦(第1戦0-2/第2戦0-3)の試合が1つのきっかけだったと話す。
「2試合ともピッチに立てずに、チームも敗れてしまった。その時に、負けてしまったことと出られなかった部分の“二重の悔しさ”を実感した。この悔しさがあったことに喜びを感じた」
長谷部は「この舞台に立ちたい。もっとチームのために戦いたい」と決意を語った。そのうえで「でも1番の理由は、サッカーをすることの楽しさが今も消えることなく強くなってきていること。ナポリはあくまで要因の1つ。総合的に決めた」とサッカー選手としてプレーする喜びを理由に挙げている。
(FOOTBALL ZONE編集部)