町野修斗、第2次森保ジャパンで“アピール宣言” W杯出場ゼロ「悔しい思いをぶつける」
キリンチャレンジ杯に向け、日本代表がトレーニングキャンプをスタート
森保一監督率いる日本代表は3月20日、高円宮記念JFA夢フィールドでキリンチャレンジカップ2023(ウルグアイ代表戦/24日、コロンビア代表戦/28日)に向けたトレーニングキャンプをスタートさせた。「FW枠」として見込まれるのは、浅野拓磨(ボーフム)、前田大然(セルティック)、上田綺世(セルクル・ブルージュ)、町野修斗(湘南ベルマーレ)の4選手。カタール・ワールドカップ(W杯)の招集メンバーがそのまま招集された形だ。
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第2次森保ジャパンの最初の活動に招集された町野は、20日の練習を終えてミックスゾーンでの取材に応じ「非常に光栄なことだし、与えられたチャンスで活躍しないといけない」と、ウルグアイ、コロンビアとの2試合に向け、意気込みを語った。
カタールW杯では、メンバーに選ばれながらも4試合ともプレーする機会は訪れなかった。それだけに、3月シリーズでアピールを期す思いは強く、「悔しい思いをぶつけるところが大きい」と本心を明かした。
カタールW杯では、ポストプレータイプの駒不足が課題となった。3年後のW杯に向けて町野は「1試合1試合、Jリーグでやれることをやっている。1人で多少強引に行くところと、マークが厳しいなかで周りを使うことを意識している」とし、レベルアップへの意欲を覗かせる。
今回の2試合でアピールができれば、今後の競争に向けても大きな意味を持つ。町野は「僕と3人のFWでは特徴が違うと思うので、自分の良さを出していきたい。プレーの幅が多少、広い。落ちてくるとかサイドに流れるとか。あとは身長」と、自身のアピールポイントを口にした。
カタールW杯で、日本代表人気は再び高まった。そのW杯後初戦について、「世間からの見られ方や注目度もあると思うし、大事な試合だと思うから、勝利にこだわってやりたい」と言い、個人としても「FWなので、ゴールもアシストも両方いけたらなと思います」と、決意を語った。
ほかの3人のFWは海外組だが、町野は国内組。「Jリーグはまだまだ世界の強度と多少の差はあると思う」と認めつつも、「湘南はかなり強度を意識してトレーニングしている。チームのためにやることが成長につながるんじゃないかと思っている」と自信を見せ、キリンチャレンジカップでのアピールを狙う。