シルバのパスに反応し左足を振り抜く

　スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間3月19日、ラ・リーガ第26節エルチェと対戦。日本代表MF久保建英の先制ゴールを守り切り、1-0で勝利を飾った。

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　公式戦で2試合スタメンから離れていた久保は、エルチェとの一戦で先発復帰。ともにスタートから入った元スペイン代表MFダビド・シルバと何度も好連係を見せつつ、前半5分にはシルバのパスから決定機を迎えるも、久保の左足のシュートはバーの上を超えていった。

　チームとしても高い保持力を示しながら、ゴール前での決定機につなげられない。エルチェの守備に苦しむなか、久保も前半に5本のシュートを放ったが得点に結びつかなかった。

　それでもエンド変わって迎えた後半3分、左サイド高い位置でシルバがボールを受けると素早くターン。前を向いた状態で裏へ呼び込んだ久保へ倒れながらもスルーパスを通す。絶妙なパスを受けた久保はダイレクトで角度のあまりない位置から左足を振り抜き、ゴールのファーサイドネットを揺らした。

　このゴールで久保は今シーズン5得点目をマーク。ラ・リーガでキャリアハイの数字を記録している。久保は後半34分にシルバとともにベンチへ下がったが、ソシエダは同45分に21歳FWアンデル・バレネチェアが決めて、2-0の勝利を飾った。