チェルシーが新スタジアム建設を計画? 費用は“3000億超”… 2030年までの完成目途と英紙報道
新たに最大収容人数6万人の最新鋭アリーナの建設を計画
イングランド1部チェルシーが20億ポンド(約3240億円)をかけた新スタジアム計画を検討していると英紙「デイリー・メール」が報じた。
チェルシーは1905年から現在のスタンフォード・ブリッジを本拠地としてきた。ロマン・アブラモビッチ前会長の時代から新スタジアムの計画はあったが、実現には至っていなかった。
レポートによれば、チェルシーは現在のスタンフォード・ブリッジを取り壊し、新たに最大収容人数6万人の最新鋭アリーナの建設を計画しているという。2030年までの完成を目指し、新スタジアム建設期間の4年間は“聖地”ウェンブリー・スタジアムやフルハムの本拠地クレイヴン・コテージ、ラグビー専用競技場のトゥイッケナム・スタジアムなどを使用する可能性があるという。オーナーのトッド・ベーリー氏は非公式ながら、すでにフルハムのオーナー、シャヒード・カーン氏にスタジアムの使用許可を打診しているとも伝えられている。
材料費の高騰などもあって完成までに掛かる費用は20億ポンド(約3240億円)を超える可能性があるというが、ベーリー氏はこの金額が法外なものではないと考えているという。数年前から注目されてきたチェルシー新スタジアムの計画は今度こそ日の目を浴びることになるのだろうか。
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