J2清水MF松岡大起、ブラジル2部グレミオ・ノボリゾンチーノへ電撃移籍 「ワクワクする自分がいた」
クラブリリースで正式発表、今年11月末までの期限付きで決定
J2清水エスパルスは3月19日、MF松岡大起がブラジル2部グレミオ・ノボリゾンチーノへ期限付き移籍すると発表した。移籍期間は2023年3月22日から11月30日まで。同選手は「これから先どんな事があろうと、サッカーを楽しみ、明るく自分らしく突き進んでいきます」とコメントしている。
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21歳の松岡は2021年夏、J1サガン鳥栖から清水へ完全移籍で加入。中盤の主力へ定着し、1年目でリーグ戦15試合に出場した。パリ五輪世代の代表候補としても名を連ね、本大会での活躍が期待されている。
初の海外移籍決定に際し、同選手は「いつもたくさんの笑顔と大きな声援で応援してくれるファン・サポーターの皆様に対し、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と、率直な心境を語った。
さらに、「このオファーをいただいた時、率直に嬉しさとワクワクする自分がいました。これから先どんな事があろうと、サッカーを楽しみ、明るく自分らしく突き進んでいきます」などとコメントしている。
■選手コメント全文
「どんな時も応援してくださり、本当にありがとうございます。この度、海外でチャレンジすることになりました。 自分自身、たくさんの方々に支えられて今があると思っています。
エスパルスの選手として、開幕直後にチームを離脱する事は、日々苦楽を共にした選手、監督をはじめとするコーチングスタッフ、どんな時も熱いご支援をしてくださるパートナーの皆様、いつもたくさんの笑顔と大きな声援で応援してくれるファン・サポーターの皆様に対し、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
このオファーをいただいた時、率直に嬉しさとワクワクする自分がいました。そして、経験した事ない未知の世界にチャレンジする事が自分にとって大きなプラスになると考えました。 このタイミングで行かなければ、いちサッカー選手として必ず後悔すると思い決断しました。
この決断は、サガン鳥栖から清水エスパルスに移籍した時と同じ感覚で、未知の世界にいくという部分では初めての感覚もあります。今まで育てていただいた方々には感謝しかありません。エスパルスにきた時、エスパルスを勝たせるんだ、活躍して海外に行くんだという思いで日々全力でプレーしていました。
その思いとは裏腹に、上手くいかない事が多くあったり、怪我で長い間戦列を離れてしまったりと、今までにない経験をたくさんしました。 しかし、その経験ができたことは自分の成長にとって、とても大きなものとなりました。 この経験があったからこそ今の自分がいますし、今後の未来に繋がるようにやっていきます。
僕にとって清水エスパルスとサガン鳥栖は最高に大好きなクラブです。 自分自身を人間として、たくさん成長させてくれたクラブだと心の底から思います。 この両クラブで学んだものを最大限に発揮してチャレンジしてきます。 常に行動が言動よりも上回るよう結果を求め日々精進します。
これから先どんな事があろうと、サッカーを楽しみ、明るく自分らしく突き進んでいきます。 どでかいものを掴み取りに行ってきます。
本当にありがとうございました」
(FOOTBALL ZONE編集部)