アーセナル冨安は「長期離脱する可能性がある」 英紙記者が“重症”を懸念「松葉づえで…」
スポルティングのFWトリンコンへの守備で足を滑らせて負傷
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間3月16日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16第2戦スポルティング戦で先発を飾るも前半早々に負傷交代となった。英紙記者は「長期離脱する可能性がある」と、懸念している。
右サイドバック(SB)でスタメン出場した冨安だったが、前半5分にスポルティングのポルトガル代表FWフランシスコ・トリンコンへの守備で足を滑らせ、約2分後にピッチに座り込む。同9分にスタッフと歩いてピッチを退いていた。
試合は2戦合計スコア3-3となり、延長戦まで戦うも決着が着かずPK戦へ。アーセナルが3-5と敗れて今大会から姿を消している。
英紙「ザ・サン」は、怪我の瞬間について「タックルのために無理をして、苦悶の表情を浮かべているように見えた」と昨年から負傷に悩まされてきた冨安のアクシデントを伝えていた。
英紙「デイリー・エクスプレス」のライアン・テイラー記者はツイッターで、「アーセナルは48時間以内にウィリアム・サリバ(背中の問題)の状態を判断。まだ完全除外はされていないが、(3月19日の第28節)クリスタル・パレス戦の出場は不透明だ。先に来る懸念は、松葉づえでエミレーツ・スタジアムをあとにした冨安で、長期離脱する可能性がある」と指摘した。
冨安は3月18日、日本サッカー協会(JFA)から3月の日本代表活動を不参加になることが発表され、アーセナルはもちろん、日本人ファンとしても大事に至らないことを祈るばかりだろう。