冨安の負傷に「アーセナルは頭を悩ませている」 ”松葉杖”の姿に英紙も不安視「ファンは心配している」
ELスポルティング戦で前半9分に負傷交代
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間3月16日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16第2戦スポルティング戦で先発を飾るも前半早々に負傷交代。そんな冨安の状態について、英紙「ザ・サン」は「アーセナルは冨安健洋のフィットネスに頭を悩ませている」と指摘している。
右サイドバック(SB)でスタメン出場した冨安だったが、前半5分にスポルティングのポルトガル代表FWフランシスコ・トリンコンへの守備で足を滑らせ、約2分後にピッチに座り込む。同9分にスタッフと歩いてピッチを退いていた。
試合は2戦合計スコア3-3となり、延長戦まで戦うも決着が着かずPK戦へ。アーセナルが3-5と敗れて今大会から姿を消している。
同紙でも、冨安の怪我の状態をレポート。怪我の瞬間については「タックルのために無理をして、苦悶の表情を浮かべているように見えた」と昨年から負傷に悩まされてきた日本人DFのアクシデントを報じている。
また、「ヨーロッパリーグでスポルティングに敗れ、松葉杖でエミレーツを去る冨安健洋の姿に、アーセナルファンは心配している」と芳しくない現状を伝えた。
記事では「多才な冨安がチームの中心選手であることを証明し、ファンは良い知らせを祈っている」とポリバレントな冨安の怪我の状態を危惧する声を紹介。「早く帰ってきてね、トミ」「早く元気になって」「やっと調子が良くなってきたのに、また怪我とはかわいそうだ」とSNS上のファンのエールを伝えた。
松葉杖を突いてスタジアムを後にするところを目撃された冨安。同紙も「最悪の事態が現実のものとなってしまった」と不安が募る姿に嘆きを上げている。
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