三笘の価値高騰で、残留の場合はブライトンで最高年棒を貰う可能性も

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は今季の活躍によってビッグクラブからの関心を集めているが、ブライトンでクラブ歴代最高年俸を受け取る選手になる可能性があるという。英メディア「TEAMtalk」が報じている。

　三笘はベルギー1部ロイヤル・サン=ジロワーズへの期限付き移籍を経て、今季からブライトンに復帰。プレミアリーグ初挑戦ながらここまで20試合に出場し、日本人歴代最多に並ぶ6得点をマークするなど印象的な活躍を見せている。

　そんな25歳に対してはすでにイングランド1部アーセナルやマンチェスター・シティなどトップクラブからの関心が伝えられている。しかし、その一方でブライトンも三笘に契約延長をオファーしているとも報じられた。

　移籍事情に精通するグレアム・ベイリー氏は三笘を「今季のプレミアリーグでトップパフォーマーの1人」と絶賛。「ヨーロッパ中のクラブが彼に注目しているのは当然であり、事実」としたうえで「彼が市場に出れば、三笘はクラブを選ぶことができる。レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティ…彼らはみな彼の動向に興味を持っている」とスペイン、ドイツ、イングランドを代表するクラブの名前を挙げた。

　しかし、同氏はブライトンが三笘をそう簡単に手放すつもりがないことも指摘。そして、三笘が契約延長を果たした場合、ブライトンで歴代最高額の年俸を受け取る選手となる可能性があるという。記事では、ブライトンが三笘と契約延長を果たせば「三笘の求婚者たちは失望を覚悟しなければならないだろう」と記された。

　世界最候補の舞台であるプレミアリーグで実力が十分に通用することを証明している三笘。市場での価値も世界トップクラスへとたどり着きそうだ。