バルサはD・アウベスの抜けた右サイド強化としてイタリア人SBに注目

　マンチェスター・ユナイテッドのイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンを巡って、冬の移籍市場に向けた争奪戦が活発化している模様だ。スペインメディア「ドン・バロン」は、バルセロナも獲得レースに参戦したと報じている。

　ダルミアンは昨季にユナイテッドに加入し、ルイス・ファン・ハール前監督の下でコンスタントに出場していたが、ジョゼ・モウリーニョ監督が就任した今季は思うように出番を得られていない。

　すでに母国イタリアのユベントスとインテルが水面下で獲得の準備を進めているとされるが、ここにきてバルセロナもダルミアン獲得に向けて動きを始めたと報じられた。記事によると、バルセロナは今夏の移籍市場でブラジル代表DFダニエウ・アウベスが抜けた右サイドの強化としてダルミアンに注目しているという。

　モウリーニョ監督の信頼を勝ち得ていないダルミアンだが、イタリアとスペインのトップクラブが揃って獲得を目指している事実から、その高いポテンシャルが認められているのは確かだ。左右両サイドをこなすイタリア人サイドバックは、冬の移籍市場でどのような決断を下すのだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images