スポルティングMFのハーフウェー弾に「今すぐプスカシュを」 アーセナル撃破に貢献の一撃を英称賛「その名を轟かせた」
スポルティングがPK戦の末にラウンド8進出
ポルトガル1部スポルティングは現地時間3月16日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16第2戦でイングランド1部アーセナルと対戦し、合計スコア3-3で延長に突入の末、ペナルティーキック(PK)戦(5-3)で勝利した。この試合で同点ゴールを決めたMFペドロ・ゴンサウベスのゴールに海外メディアも「今すぐプスカシュを贈れ」「チームのヒーロー」など注目をしている。
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現在24歳のゴンサウベスは2018年にイングランド1部ウォルバーハンプトンでプロデビューを果たすも出場機会を得られず、19年にポルトガル1部FCファマリカンへ完全移籍。19-20シーズンは33試合に出場し、5ゴールを決める活躍を見せると、20年にスポルティングへステップアップ移籍を果たした。
今季は公式戦39試合の出場で17ゴール9アシストを決め、チームの中心選手となっているゴンサウベス。アーセナルとのELラウンド16の第1戦に続き、第2戦でもスタメン出場を果たすと、0-1で迎えた後半17分、衝撃的なゴールを決めてみせた。
センターサークル付近でゴンサウベスが味方選手のこぼれ球をいち早く拾うとすぐさま顔を上げてアーセナルGKアーロン・ラムズデールが前に出ていることを確認し右足を一閃。ラムズデールもシュートに反応しようとゴールに戻るも、ゴンサウベスのシュートが綺麗にネットを揺らした。
試合はその後、1-1のまま延長戦に突入し、PK戦にもつれ込むと、スポルティングが5人全員成功したのに対し、アーセナルは4人目のブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリが失敗し、スポルティングがPKスコア5-3でラウンド8進出を決めた。
ゴンサウベスの一撃には多くの海外メディアも注目。英紙「ザ・サン」では「今すぐプスカシュを贈れ」「この一撃に観客は唖然」と伝えると、英紙「デイリー・ミラー」では「PKで苦悶したグラニト・シャカを嘲笑」「その名を轟かせた」と称賛した。
現在プレミアリーグ首位を走るアーセナルを撃破したスポルティング。ゴンサウベスの一撃は驚きをもって伝えられている。