テン・ハフ監督は「積極的にプレーしたい」とも回答

　イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、シーズン開幕前にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの確執が噂された。最終的にロナウドがクラブと合意の下で契約解除に至り、サウジアラビア1部アル・ナスルへ移籍したが、オランダ人指揮官は自らが選手に求めることについて触れている。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。

　現在、プレミアリーグ暫定3位（15勝5分6敗）につけるユナイテッド。イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがポルトガル代表MFブルーノ・メンデスらを中心としたチーム構成だが、シーズン開幕前にはロナウドが在籍。プレシーズンで起用されず、試合終了前にスタジアムをあとにして波紋を呼ぶ騒動もあった。

　最終的にロナウドは契約解除を経てサウジアラビアに新天地を求めたが、テン・ハフ監督は英衛星放送「BTスポーツ」で「私には哲学があり、その1つは攻撃的にプレーしたいということだ。積極的にプレーしたい。でも現代サッカーは11人で攻撃し、11人で守る。センターバックが思いもよらないポジションにいることがある。そういう選手が好きだし、探している」と言及。「デイリー・ミラー」紙は、「テン・ハフは、クリスティアーノ・ロナウドがマン・ユナイテッドの哲学に合わなかった理由を明らかにした」と伝えていた。