ミラン監督が「GK以外のポジションで一人ずつ」の主力温存を明言 本田の今季初先発に追い風か
中2日で迎えるジェノア戦に向けて、ターンオーバーの実施が濃厚
ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、25日の敵地ジェノア戦で前節ユベントス戦から中2日という過密日程から各ポジションでレギュラーを温存する方針を明言。開幕から9試合連続で先発落ちの日本代表FW本田圭佑が、今季初先発となる可能性が高まっている。
王者ユベントスを1-0で撃破する殊勲の大金星を挙げたミランだが、モンテッラ監督は記者会見で厳しい表情だった。
「明日の試合は最高に難しい試合だと、すでに言っている。10月末で、移籍市場再開まで2カ月。2人の中盤の選手、マティとベルトラッチが復帰してこなければならない。パサリッチはフィジカルもメンタルも成長している。移籍について話すのは早すぎる」
今季加入のチリ代表MFマティアス・フェルナンデスとMFアンドレア・ベルトラッチという故障離脱中の2人の復帰を切望。一方で21歳のMFマリオ・パサリッチも戦力であることを強調していた若き戦術家だが、今夏に満足な補強ができなかったなかでもチームを躍進させており、中2日の強行日程で臨むジェノア戦ではターンオーバーを実施することを明言している。
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