前半9分で負傷交代の冨安は「懸念事項」 専門家は右膝と推測「筋肉か靭帯を痛めた可能性がある」
前半5分に足を滑らせて、その後座り込む
イングランド1部アーセナルは、現地時間3月16日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16第2戦でポルトガル1部スポルティングと対戦。先発した日本代表DF冨安健洋が前半9分で交代するアクシデントに見舞われた。
右サイドバック(SB)で先発起用された冨安は前半5分、スポルティングのポルトガル代表FWフランシスコ・トリンコンへの守備で足を滑らせ、その2分後に座り込んで試合が一時中断。同9分にスタッフと歩いてピッチを退き、代わってイングランド代表DFベン・ホワイトが投入された。
アーセナルは前半21分にもフランス代表DFウィリアン・サリバが負傷交代。米スポーツ専門局「ESPN」のジェームズ・オリー記者は「冨安とサリバの負傷は、アルテタにとって明らかな懸念事項」とツイートし、スポーツサイト「3CB Performance」を運営する理学療法、フィットネスコーチのライパル・ブラール医師は、「冨安は滑ってぎこちない態勢になった。怪我は右膝のように見える。内転筋を含めた筋肉か、靭帯を痛めた可能性がある」とツイッターで推測している。
冨安は3月15日に発表された日本代表メンバー26人に選出されているが、状態が懸念される。
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