冨安とホワイト論争、元アーセナルのレジェンドSBの見解は? 「マンマークが必要な相手なら…」
ともにセンターバックから転向、OBディクソン氏が違いを述べる
日本代表DF冨安健洋は、今シーズン控えに回る試合が多い。そんな日本人と、右サイドバック(SB)のポジションを争うイングランド代表DFベン・ホワイトについて、アーセナルのレジェンドが2人の違いを述べた。
冨安はここまでプレミアリーグで21試合に出場。ただリーグ戦でフル出場したゲームは3試合ので、ピッチに立つ時間は651分と限られている。一方のホワイトはリーグ戦27試合の出場でトータル2083分と、冨安の3倍以上の時間ピッチでプレーしてきた。
アーセナルのレジェンドで、現役時代は右SBとして活躍したリー・ディクソン氏はそんな2人について英誌「フォーフォートゥー」で語っている。
「冨安健洋とベン・ホワイトのどちらがアーセナルにふさわしいか?」という問いに対し、ディクソン氏は「私ならベン・ホワイトを推すね」とお気に入りがホワイトであることを明かした。
「右SBのオールラウンドなプレーには、ボールに対するポジショニングだけでなく、もう少しだけ多くの要素が必要だ。ホワイトは、右SBとしてとても成長したと思うし、彼もまた、学びたい、チームの一員でありたいと思っているはずだ」
日本人DFについては「マンマークが必要な相手なら、冨安を使うだろうね」とその守備能力の高さを称えたものの、先発の第一候補はホワイトと考えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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