セルティック監督、デビュー前から古橋亨梧の成功を確信 「疑いの余地はなかった」「私のバンカー」
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ポステコグルー監督がクラブ公式「セルティックTV」で古橋のデビュー戦を回想
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、2021年夏にヴィッセル神戸から移籍以降、2シーズン連続で公式戦20ゴール以上を記録している。Jリーグで指揮を執った経験を持つアンジェ・ポステコグルー監督は、クラブ公式「セルティックTV」の独占インタビューで、「彼が成功することに疑いの余地はなかった」と加入当時のことを振り返っている。
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2017年にFC岐阜(当時J2)でプロキャリアをスタートさせた古橋は、18年8月にJ1の神戸へステップアップ移籍。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとの邂逅もあってスコアラーとしての才能を開花させ、21年夏にセルティックへ完全移籍した。
1年目はリーグ戦12ゴール、2年目の今季も同20ゴールと得点源としてチームに貢献しているが、ポステコグルー監督は古橋にとってのセルティックデビュー戦となった2021年7月末のリーグ開幕節ハーツ戦(1-2)を回想。古橋はこの試合で後半34分から途中出場したが、合流間もない状況でも指揮官に迷いはなかったという。
「キョウゴは、私のバンカー(投資銀行家)だ。彼が成功することに疑いの余地はなかった。デビューした(2021年の)ハーツ戦は、ランチライムに合流して、私は選手たちに彼を紹介し、そのままベンチに入れた。ピッチに立てば、ファンにとってもエキサイティングな存在になるだろうし、重要なゴールを奪うという意味では、チームにとっていいフットボーラーになると思っていた」
ポステコグルー監督の寵愛もあり、欧州サッカーシーンでもその名が知られるようになった古橋。3月15日に発表された日本代表メンバー26人からは外れたが、クラブでは充実の時間を過ごしていると言っていいだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)