三笘薫は「移籍する必要はないかも」 CL出場権視野で海外記者が提言「ブライトンこそトップ4の本命」

三笘薫がクリスタル・パレス戦で決勝ゴールをアシスト【写真:ロイター】
三笘薫がクリスタル・パレス戦で決勝ゴールをアシスト【写真:ロイター】

ブライトンはクリスタル・パレスに1-0で勝利

 イングランド1部ブライトンは現地時間3月15日、プレミアリーグ第8節延期分でクリスタル・パレスと対戦し、1-0で勝利した。日本代表MF三笘薫は決勝点をアシストする活躍し、勝ち点3獲得に貢献したなか、海外記者は「ミトマのような選手たちは、CL(チャンピオンズリーグ)でプレーするために移籍する必要はないかもしれない」と提言している。

 三笘はプレミアリーグ初挑戦ながら、シーズン日本人最多得点記録に並ぶ6ゴールを記録する快挙で躍進を続けている。クリスタル・パレス戦でも左ウイングで先発すると、0-0で迎えた前半15分、ハーフウェーライン付近でボールを受けて、相手選手に挟まれながらもゴールに向かう力強いドリブルを披露。そして、スピードのある長いスルーパスを供給し、右サイドから斜めに走り込んできたMFソリー・マーチがペナルティー左から放ったシュートがゴール右隅のネットを揺らした。

 前節に引き続きアシストを記録した三笘は後半34分にベンチへと下がった。チームはそのまま1-0で勝利。4位トッテナムが27試合消化で勝ち点48となっている一方、ブライトンは2試合少ない25試合消化で勝ち点42と、トップ4入りも狙える状況にある。

 英紙「デイリー・テレグラフ」で記者を務めているサム・ディーン氏は「ブライトンは4位のスパーズと勝ち点6差となっており、2試合少なく、得失点差で優位に立っている。彼らこそトップ4の本命だ。(モイセス・)カイセド、(アレクシス・マック・)アリスター、そしてミトマのような選手たちは、CLでプレーするために移籍する必要がないかもしれない」と公式ツイッターで投稿した。

 三笘はブライトンとの契約延長も取り沙汰されている一方、マンチェスター・シティやアーセナルのようなビッグクラブからの関心も根強く報じられている。その動向に注目が集まっているが、ブライトンがCL出場権を獲得することができれば、三笘にとっても理想的な展開と言えるかもしれない。

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