英代表FWケイン、トッテナムOBがクラブ残留に“奥の手”指摘 「戻ってくるなら」と“復帰”に言及した人物は?

トッテナムでプレーするFWハリー・ケイン【写真:ロイター】
トッテナムでプレーするFWハリー・ケイン【写真:ロイター】

クラブOBダレン・ベント氏がケイン引き留めの方法に言及

 イングランド1部トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインは、これまでプレミアリーグの得点王に3回輝いている一方、クラブ単位で獲得したタイトルがないためビッグクラブ移籍の噂が度々伝えられている。そんななか、クラブOBは来夏に満了を迎えるケインの契約延長にあたっては“監督人事”が鍵を握ると考えているという。英ラジオ局「talkSPORT」が報じている。

 トッテナムとの現行契約が2024年6月末で満了を迎えるケイン。交渉の時間がまだ残されているとはいえ、選手本人に契約延長の意思がないのであればクラブは移籍金を得るためにも来冬までには売却する必要がある。そんな去就が注目されるケインを巡っては、プレミアリーグのライバルであるマンチェスター・ユナイテッドをはじめ、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンが獲得候補として名前が挙がっている。

 ただし、クラブOBは現エースの残留を信じているようだ。元イングランド代表FWダレン・ベント氏は、「talkSPORT」の番組「ドライブタイム」に出演。そこでケインについて「(トッテナムを)去ろうとする燃えるような野心は見られない」としたうえで、ケインのトッテナム残留を確実なものとするための“奥の手”を語った。

「もし(マウリシオ・)ポチェッティーノがトッテナムに戻って来るなら、ケインは新しい契約にサインするだろうね」

 ポチェッティーノ氏は、2014年5月27日から19年11月19日までトッテナムを指揮。その間、2シーズン連続でプレミアリーグの優勝争いを演じたほか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝にもチームを導いている。2021-22シーズンを最後にフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の監督を解任されてから現在までフリーの状態が続いているため、“再登板”の可能性はあるだろう。また、もし戻って来るとなればケインとの間であと1歩まで迫った栄冠へ期するものが生まれても不思議ではない。

 ポチェッティーノ氏のトッテナム監督“再就任”とケインの契約延長。双方の行方が注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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