元イングランド代表GKフォスター氏、リーズ戦のプレーぶりに見解

　イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、今季プレミアリーグで19試合に出場して6ゴール2アシストを記録中。印象的なパフォーマンスを示すその姿に元イングランド代表GKベン・フォスター氏は、自身のYouTubeチャンネル「The Cycling GK」で三笘を称賛した。

　イングランド1部アーセナルをはじめとするビッグクラブからの関心も報じられた三笘には、ブライトンも新たな長期契約オファーを準備して引き留めにかかっているという。そんな三笘についてフォスター氏は、ブライトンの飛躍を象徴する存在だと感じているようだ。

　2-2で引き分けたプレミアリーグ第27節のリーズ・ユナイテッド戦（2-2）を振り返るなかで、フォスター氏は「彼は信じられない。彼はすべてに関与している」と絶賛。先制アシストをマークしたうえ、鋭いドリブル突破からオウンゴールを誘発するなど、攻撃の局面で違いをもたらす高レベルのプレーぶりに舌を巻いた。

さらに「選手補強についてもブライトンのやり方はとても正しい。それが今、彼らがいる位置の理由である。彼らは監督（グレアム・ポッター前監督）を引き抜かれても、誰かがヘッドハントされても、実際のところは何も変わらないんだ」と、ブライトンへの評価も語っている。

　また、この発言を報じた海外メディア「Sportskeeda」は、「将来、川崎フロンターレ出身のスターが、アーセナルに移籍することになれば、ガブリエル・マルティネッリとトロサードのいる左サイドに高いレベルの競争をもたらすだろう。また、彼は右サイドでもプレーできる」と、ビッグクラブでも戦力アップにつなげられることを予想した。

　移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者が、現時点での市場価格について「3500万ポンド（約57億円）以上」と値付けする三笘は、シーズン終了後にはどのような価値が付けられているだろうか。