圧巻5発ハーランド、“CLダブルハット”に意欲も→交代 名将ペップ「人生つまらなくなる」
CLライプツィヒ戦でメッシ、アドリアーノに続く1試合5発の快挙達成
イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間3月14日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のセカンドレグでドイツ1部RBライプツィヒに7-0で圧勝した。ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは1人で5得点を決める圧巻のパフォーマンスを披露した。
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ハーランドはプレミアリーグ26試合で28得点を決め、2位に8点差を付けて得点ランキングを独走するなど加入1年目からゴールを量産中。CLもライプツィヒ戦での5得点によって10ゴールに到達し、得点ランキングのトップに躍り出た。
米スポーツ専門テレビ局「ESPN」によれば、ハーランドはこれで今季公式戦39得点となり、1928-29シーズンにトミー・ジョンソン氏が打ち立てたクラブの年間最多得点記録(38得点)を更新。新時代のゴールマシンが驚異的なペースで記録を塗り替えている。
ハーランドは自身のパフォーマンスについて「頭の中がぼやけている。シュートしたことは覚えているが、何も考えていなかった。まずはこの大会でプレーできることを誇りに思う。大好きだ。5得点、7-0の勝利は素晴らしいことだ」と振り返っている。CLでの1試合5得点はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、元ブラジル代表FWルイス・アドリアーノに続く3人目の快挙だ。
後半18分にベンチへと下がったハーランドは交代時に「ダブルハットトリックを決めたいと(グアルディオラに)言った」と別の記録更新への意欲を見せていたようだが、これについてペップ・グアルディオラ監督は試合後に次のようにコメントしている。
「彼が22歳でそのようなマイルストーンを達成してしまったら、この先の人生はつまらないものになってしまうだろう。彼には目指すべきものがある」
今季のプレミアリーグはまだ11試合残っており、FAカップとCLでも勝ち残っている。得点記録はまだ伸び続けることは確実だろう。22歳のストライカーはクラブの歴史にどれほどの数字を残すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)