アーセナル冨安、ELスタメン起用を英予想 今季リーグ戦で出番減「必死になっている」
スポルティングとのELラウンド16第2戦で右SB起用と現地メディア見解
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は今季先発出場の機会が限られている。そうしたなかでUEFAヨーロッパリーグ(EL)は貴重なアピールの場の1つだ。現地時間3月16日に行われるラウンド16第2戦では先発出場が予想されている。
現在プレミアリーグで首位に立つアーセナルは、ELでもグループリーグを勝ち抜き、決勝トーナメントに進出。ラウンド16ではポルトガル1部スポルティングと激突し、敵地での第1戦は2-2で終えていた。
準々決勝進出を懸けた大一番は現地時間3月16日に行われる。本拠地エミレーツで戦う地の利を持っているとはいえ、点数上のアドバンテージはないだけに油断は決してできない状況だ。
リーグ戦ではベンチスタートの機会が多い日本代表DF冨安は、この試合で出番を得ることはできるのか。第1戦では後半途中から左サイドバック(SB)として起用され好パフォーマンスを見せたが、英メディア「90min」は右SBでの先発を予想。出番が限られているだけに冨安にとってELは重要なコンペティションであることを指摘している。
「冨安は今季、出場機会を手にするために非常に辛抱強くならざるを得なくなっている。彼はこのヨーロッパでの旅を続けるために必死になっているだろう」
冨安は今季公式戦30試合に出場し、そのうちスタメンは12試合となっている。左右のSBをカバーできるユーティリティー性は高い評価を受けているだけに起用法が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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