レアル英雄ラウール、次期トップ監督の有力候補に浮上 「経営陣から支持」と現地報道
現在Bチームを指導、トップ監督に据えるビジョンを現地紙が指摘
スペイン1部レアル・マドリードのBチームを率いるラウール・ゴンサレス監督が次期トップチーム監督の有力候補として浮上しているとスペイン紙「AS」が報じた。
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ラウール監督は現役時代にクラブのキャプテンを務め、クラブ歴代最多となる741試合に出場。多くのタイトルも手にし、レアルの象徴的存在だった。
引退後に指導者へと転身し、レアルの下部組織で監督キャリアをスタート。着実に結果を残し、現在はBチームにあたるカスティージャの指揮官を任されている。MF中井卓大らを含む将来有望な若手選手たちを率いるその手腕は高く評価されており、ついにはカルロ・アンチェロッティ監督の後継者にふさわしい器だと認められたようだ。
AS紙によれば、ラウール監督は「アンチェロッティの後任として経営陣からの支持を得ている」という。アンチェロッティ監督の契約は2024年までとなっており、クラブはその後釜にラウール監督を据えるビジョンを明確にしているようだ。記事でも「ラウールの指導力、カリスマ性、クラブの知識、技術力は将来的にトップチームの監督候補となることを裏付けている」と太鼓判を押されている。
2月末のアトレティコ・マドリード戦(1-1)で初ゴールを決めた18歳のFWアルバロ・ロドリゲスもラウール監督の下で成長を遂げた選手の1人。チームの成績だけでなく、教え子の成長にも指揮官としての器量が表れていると絶賛を受けるラウール監督がトップチームを率いる姿を見る日はそう遠くはないのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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