「東洋人差別だ」 マジョルカ韓国MF侮辱疑惑、海外ファン“つり目ポーズ”を母国非難「深刻さ認識してない」
マジョルカMFイ・ガンインの得点後、一部ファンが目尻を釣り上げるジェスチャー
スペイン1部マジョルカの韓国代表MFイ・ガンインが、ラ・リーガ第25節のレアル・ソシエダ戦(1-1)で現地ファンから侮辱行為を受けた可能性が浮上し物議を醸している。韓国メディアはこの一報に対するスペインメディアの対応を批判するとともに、「深刻さを認識してない」と人種差別行為を糾弾している。
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問題となったのはイ・ガンインがソシエダ戦の後半5分、1-1の同点ゴールを決めた直後の場面だ。ゴール前に流れてきたボールに反応し、GKをかわし冷静にフィニッシュしたあと、中継映像では地元ファンが歓喜する様子とともに、一部でつり目ポーズをするシーンが捉えられていた。
東洋人を侮辱するような人種差別的なジェスチャーは韓国内で物議に発展。同国紙「韓国日報」は「目尻を釣り上げる行為は代表的な東洋人への人種差別行為だ。深刻さを認識してない」と指摘したうえで、この場面をSNSに投稿し「韓国人が好きではない場面」と紹介したスペイン紙「マルカ」のフアンミ・サンチェス記者の対応に関しても「過ちを指摘するよりも、現状を紹介するだけだった」と非難している。
さらに、韓国サッカーメディア「footballist」でも「東洋人に対する親しみやすい行動だとして人種差別を繰り返す行動が残っている。現地でこのジェスチャーは依然として深刻に受け入れられていない」と報じられるなど、一部ファンによる侮辱行為を問題視していた。
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