前田大然のプレミア移籍報道にセルティックOBが警鐘 「サウサンプトンは降格すると思う」

セルティックで活躍するFW前田大然【写真:ロイター】
セルティックで活躍するFW前田大然【写真:ロイター】

元スコットランド代表FWマカベニー氏は、前田を「常に走り続けている」と評価

 スコットランド1部セルティックは、リーグ2連覇に近づいている。いいプレーを見せている選手たちは評価を高め、他クラブからの関心が報じられており、日本代表FW前田大然もその1人だ。イングランド1部サウサンプトンからの興味が噂されるなか、クラブOBの元スコットランド代表FWフランク・マカベニー氏は、新天地選びを慎重にするように勧めている。セルティック専門メディア「Celtic Bhoys」が報じた。

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 昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)に出場した前田は、大会終了後の活躍で一気に評価を高めている。ここまで公式戦38試合に出場して10得点6アシストを記録し、プレミアリーグのサウサンプトン行きの噂も浮上。しかし、マカベニー氏は移籍がステップダウンになる可能性を指摘する。

 今シーズンのサウサンプトンは、リーグ戦で苦戦が続いており、17位のウエストハムとの勝ち点差は「2」だが、現在20位と最下位に沈んでいる。シーズンはまだ10試合以上残っているが、マカベニー氏はサウサンプトンが、この先も苦戦すると見ているようだ。移籍は格下げになるかと問われたマカベニー氏は「もちろん、そうだ」と、答えた。

「サウサンプトンは、今いる場所にいないだろう。彼らは降格すると思う。他クラブが選手を獲得しにくるというのは、いい兆候だ。彼らがいいプレーをしているということだからね。前田が一体、何を食べているのかは分からないけれど、(寿命が長い)デュラセル電池のようで、常に走り続けている」

 記事では、「前田はスタッツだけでなく、数字以外の部分でも成長をしている。ボールのないところでの絶え間ないプレッシングはチームにとって重要だ。そのため日本代表選手に可能な限り長くクラブにとどまってほしいという考えを持っている人たちもいる」と、報じている。

 これまでDF吉田麻也、FW李忠成、MF南野拓実といった日本人選手も所属したサウサンプトンだが、前田は今後もセルティックにとどまることとなるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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