堂安律は「ミランのターゲット」 EL視察→ホッフェンハイム戦のスライディング弾で関心度アップか
ミランのスカウトはELユベントス戦を視察と伊紙報道
ドイツ1部フライブルクの日本代表MF堂安律は、現地時間3月12日に行われたブンデスリーガ第24節ホッフェンハイム戦で決勝ゴールを挙げ、チームを2-1の勝利に導いた。イタリアメディアでは、イタリア1部の名門ACミランのスカウトがUEFAヨーロッパリーグ(EL)の試合を視察したとの報道がヒートアップしている。
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堂安はホッフェンハイム戦でスタメン出場。フライブルクは前半5分、MFヴィンチェンツォ・グリフォが上げたクロスのこぼれ球をMFマクシミリアン・エッゲシュタインがダイレクトで合わせた豪快ボレーで幸先良く先制に成功した。
しかし、1-0で迎えた後半3分、ホッフェンハイムがパスワークで中央を崩すと、最後はMFアンジェロ・スティラーに決められ、同点に追い付かれてしまう。1-1のまま試合が推移し、後半39分にはホッフェンハイムのDFオザン・カバクがこの試合2枚目のイエローカードを受けて退場処分となった。
フライブルクが数的優位となった後半44分、MFノア・ヴァイスハウプトが左サイドの深い位置でクロスを上げると、右サイドから中央にポジションを取った堂安がスライディングで反応。左足でボールを捉え、ゴールネットを揺らした。堂安は今季リーグ戦3ゴール目、昨年9月3日に行われた第5節レバークーゼン戦(2-3)以来の19試合ぶりのゴールとなった。
イタリア紙「トゥット・スポルト」によれば、ミランのスカウトは、3月9日に敵地で行われたELラウンド16第1戦のユベントス対フライブルク戦を視察。ミラン専門メディア「Milan News 24」も「ドウアン:ミランのターゲットはこの人」と見出しを打ち、「ミランは、フライブルクでプレーする日本人ウインガーの堂安律に照準を合わせている」と伝えている。
ホッフェンハイム戦のゴールで、堂安評はさらに上がったかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)