フランクフルト鎌田の“先発落ち”は「当然の結果」 現地メディアは“現状”に厳しい声「来季の去就で頭がいっぱい」
シュツットガルト戦でベンチスタート
ドイツ1部フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地は、来季の去就が注目を集めている。そんななか現地メディアは、前節シュツットガルト戦(1-1)でスタメンを外れた鎌田を「ここ数週間の不調を考えれば当然の結果」と指摘している。
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今季限りでフランクフルトとの契約が満了する鎌田は、現在新天地の最有力候補としてドイツ1部ボルシア・ドルトムントが浮上している。ほかにもイングランド1部リバプールやチェルシーなど多くのクラブが依然興味を示す。
渦中の鎌田は現地時間3月11日のブンデスリーガ第24節シュツットガルト戦(1-1)でベンチスタート。リーグ戦6試合ぶりにスタメンから外れた。後半26分から出場したが、この試合で結果は残せていない。
ドイツ紙「ビルト」では、去就も含めた現在の鎌田を考察。「シュツットガルト戦でベンチスタート。ここ数週間の日本人プレイヤーの不調を考えれば、当然の結果だろう。まだ将来のことを決めかねているポーカーキング・鎌田にとって、反省のための一歩となった」と寸評した。
また移籍に関して「ドルトムントは彼に5年契約、600万ユーロ(約8億6000万円)近くを提示しているが、このプレイメーカーはもっと良いオファーに賭けているようだ」と本人の希望はより大きなビッグクラブだと予想。「チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドが興味を示していると言われており、フランクフルトでの延長を信じる者はもういない」としている。
記事では「鎌田は来季の去就で頭がいっぱいのようで、もう前半戦のようなフォームではない」と厳しい指摘も出しているが、残りのシーズンの活躍も含め注目が集まっているのは変わりないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)