ルカクはイタリア残留希望も…保有元のチェルシーでも構想外でシーズン終了後の去就は不透明
今季はセリエAで14試合3得点と不発
イングランド1部チェルシーからイタリア1部インテルへ期限付き移籍中のベルギー代表FWロメル・ルカクは、来季以降もイタリアでのプレーを希望しているものの、去就は不透明な状況のようだ。英紙「デイリー・メール」が報じている。
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ルカクは2020-21シーズンにインテルで24得点を挙げ、セリエA優勝に貢献したが、その直後に古巣チェルシーに電撃移籍。ただ、チェルシーでは振るわず、昨夏に期限付き移籍中でインテルに再加入していた。
今季は慣れ親しんでいたはずのインテルでも苦戦を強いられており、セリエAでは14試合で3得点、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で2試合2得点にとどまっている。怪我による離脱期間が長かったこともあり、本領発揮には至っていない。
成績が振るわないルカクは来季以降もインテルに残ることを望んでいるというが、そのためには資金面などのハードルが残っている。
今季はレンタル料800万ユーロ(約11億5000万円)という破格の条件でインテルへと渡ったが、来季もイタリアに残るためには完全移籍で獲得する必要がある。しかし、今の成績のままではインテルが彼をチームに残すことはできないという。また、チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督の構想にもルカクは入っていないため、このままでは居場所を失いかねない状況のようだ。
長年ベルギー代表でも主力として活躍してきたルカクだが、トップレベルで戦い続けるためにも残りのシーズンで周囲を納得させる結果が求められることになり、キャリアの重要なターニングポイントを迎えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)