フライブルク堂安、「芸術的」スライディング弾を海外記者も評価 「重要な場面で登場することが増えた」

後半44分に値千金の勝ち越しゴール
ドイツ1部フライブルクの日本代表MF堂安律は、現地時間3月12日に行われたブンデスリーガ第24節ホッフェンハイム戦で決勝ゴールを挙げ、チームを2-1の勝利に導いた。技ありのスライディングボレーを独メディアも「芸術的」と称えている。
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堂安は右サイドでスタメン出場。フライブルクは前半5分、MFヴィンチェンツォ・グリフォが上げたクロスのこぼれ球をMFマクシミリアン・エッゲシュタインがダイレクトで合わせた豪快ボレーで幸先良く先制に成功する。
しかし、1-0で迎えた後半3分、ホッフェンハイムがパスワークで中央を崩すと、最後はMFアンジェロ・スティラーに決められ、同点に追い付かれてしまう。1-1のまま試合が推移し、後半39分にはホッフェンハイムのDFオザン・カバクがこの試合2枚目のイエローカードを受けて退場処分。フライブルクが数的優位となった同44分、堂安が勝ち越しゴールを奪う。
MFノア・ヴァイスハウプトが左サイドの深い位置でクロスを上げると、右サイドから中央にポジションを取った堂安がスライディングで反応。左足でボールを捉え、ゴールネットを揺らした。堂安は今季リーグ戦3ゴール目、昨年9月3日に行われた第5節レバークーゼン戦(2-3)以来の19試合ぶりのゴールとなった。
ドイツ誌「キッカー」は、「ドウアンは芸術的に(チーム)2点目をマーク」と速報。また、ドイツサッカーを専門に記事執筆やポッドキャスト・動画を手掛けるシャーク・グティエレス氏も「リツ・ドウアンは、試合の重要な場面で登場することが増えている。フライブルクには(イタリア代表MFヴィンチェンツォ・)グリフォというスターがいると言われたら、ドウアンもそれに勝るとも劣らないだろう」と、高く評価していた。