インザーギ監督、本田の疲労回復を認めるもダービーへの起用は明言せず
「本田はエネルギーを回復した」
ACミランのフィリッポ・インザーギ監督が22日、インテルとのミラノダービー(23日)を前に記者会見に臨んだ。指揮官は大一番に向けてチームが順調に仕上がったとし、負傷により長期離脱していたキャプテンのイタリア代表MFモントリーヴォをベンチ入りさせることも明言。一方で、ここまで開幕から11戦連続でスタメン起用してきた日本代表FW本田圭佑に関しては先発か否かの言及を避けた。以下が主な会見の内容。
「僕はハッピーだ。いい練習ができたから。サンシーロのホーム試合。サポーターたちが支えてくれる。素晴らしいダービーにしてくれると思う。僕の選手たちは、やってくれると信じている。彼らは落ち着いている。(インテル新監督の)マンチーニはたくさんのダービーを経験している。他の試合とは違う。ダービーは闘うものではなく、勝つもの。いいニュースから話そう。モントリーヴォは完治した。ベンチ入りする」
――守備の問題はどうする?
「4-3-3と4-2-4の2つの戦術ができる。ジェノバ(前節のサンプドリア戦、2-2ドロー)では4人のFWで試合をした。でもまだ決めてはいない。ここ2日間はこのシステムを試したが、選手たちのプレーをベースに戦術を考える。理想的な戦術はないし、そんなものがあれば、すべて勝てる。最後には精神とやる気、オーガナイズ、自己犠牲の精神が大切になる」
――本田は先発から外れるのか?
「代表2試合の後、疲れていると思ったが、彼のコンデイションはいい。ただ、FWはたくさんいる。7人のFWがいる。3人がプレーして、4人はベンチにいく。あるいはその逆(4人がプレーすれば、3人がベンチ)。まだ練習が残っている。本田はエネルギーを回復したよ」
page1 page2