先制アシスト含むチームの全2得点に関与、守備でも貢献ぶりが光る

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は現地時間3月11日、プレミアリーグ第27節・リーズ・ユナイテッド戦（2-2）に先発出場。前半の先制点をアシストするなどチームの全得点に絡む働きを見せたなか、失点回避へつなげた好守備シーンに海外記者が「信じられない」と注目している。

　敵地でのリーズ戦で左ウイングとして先発した三笘は前半33分、MFパスカル・グロスからの右クロスを打点の高いヘディングで折り返し、MFアレクシス・マック・アリスターの先制点をお膳立て。さらに同点に追い付かれて迎えた後半16分には、鋭い仕掛けからクロスを送り、相手のオウンゴールを誘発した。

　この日の三笘はチームの全2得点に絡むだけでなく、守備でも好プレーを見せる。前半28分、自陣左サイドから放り込まれたクロスがファーサイドへ。これにDFルーク・アイリングが反応すると、手前にいた三笘が応戦。動き出しが一歩遅れたものの、アイリングの足もとにボールが渡る寸前に果敢なタックルを仕掛け難を逃れた。

　ブライトン在住のジャーナリスト、ライアン・アドセット氏は、このシーンに注目。自身のツイッター上で「信じられないようなディフェンス。アイリングを防ぐためのファンタスティックな挑戦だ」と称えており、リーズに先制点を与えかねない場面での三笘の判断とプレーに感嘆の声を上げていた。