大迫勇也の高質プレーに脱帽、浦和の“北欧コンビ”が絶賛 「頭いい」「非常にスマート」

浦和の”北欧コンビ”が大迫勇也に言及【写真:徳原隆元】
浦和の”北欧コンビ”が大迫勇也に言及【写真:徳原隆元】

浦和のショルツ&ホイブラーテン、大迫のパフォーマンスに言及

 ヴィッセル神戸のFW大迫勇也は、3月11日のJ1第4節で浦和レッズとのホームゲームにフル出場。0-1の敗戦だったものの、そのプレーの質には浦和の“北欧コンビ”も舌を巻いていた。

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 大迫はセンターフォワードの位置でスタメン出場すると、前半はチームが全体的に劣勢だったものの後半に大きな存在感を発揮した。後半10分には強烈なミドルシュートを放ったが、GK西川周作にセーブされた。それだけでなく、ロングボールを大迫に当ててセカンドボールに合わせていくような攻撃が増えていくと、そこを起点にMF汰木康也らにシュートチャンスも生まれた。

 対峙した浦和のデンマーク代表招集歴を持つDFアレクサンダー・ショルツは大迫について「神戸は、とても手ごわい相手なので苦労した。大迫選手はとても頭の良い選手で、動きだったり、競り合いだったりで、デュエルのところでボックスの外でも中でもやらせないことを意識した。それでも大迫選手は身体の使い方がうまく、私をしっかり押さえてきた」と話す。

 また、今季加入のノルウェー人DFマリウス・ホイブラーテンは「非常にスマートな選手だということは頭に入れていたし、チームでも試合前から話をしていた」と話し、「正直、後半の試合運びの仕方は良くなかったと思う」と、大迫をターゲットにしたボールに押し込まれたことも原因の1つで自分たちのボールポゼッションが安定しなくなった点について指摘していた。

 浦和を率いるマチェイ・スコルジャ監督も「特にCB(センターバック)が素晴らしいプレーをしてくれた。このリーグでベストと言えるかもしれない相手に対して素晴らしい仕事をしてくれた。もっとも、興梠慎三とブライアン・リンセンを除いての話ですが」と、多少の冗談を交えながらもJ1屈指のFWであることを認めていた。

 今週の15日には日本代表のメンバー発表が行われる。好調かつ質の高いプレーを見せている大迫は、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー入りを逃したところからの復活となるのか森保一監督の判断が注目される。

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